商品やサービスの広報、社内での情報共有など、様々な目的で動画配信システムを導入しようと考える、各企業担当者の方へ。このサイトでは、目的に合致した動画配信システム選びに役立つ情報をまとめています。
ビジネス目的の動画配信を行う場合、「無料配信サイト」「小~中規模向け」「大規模向け」の3タイプから選択することができます。どのタイプが最適か、まずは診断をしてみましょう。
不特定多数への配信や、とにかく素早く、手軽に動画を拡散したい場合におすすめなのが、無料の動画配信システムです。
ユーザー登録をするだけで、すぐにでも手元にある動画を配信できます。その動画が魅力的であればあるほど、動画を見た人たちがSNSなどを使って情報を拡散してくれます。
そうすることでコストや時間をかけることなく、自社の製品やサービスをPRできるのです。また、動画配信サイトから自社サイトへの流入も見込めます。
一方で、無料の動画配信システムは、配信対象を制限できないという側面があります。一度アップロードした動画は世界中のあらゆるユーザーの目に触れるので、特定のユーザーだけに向けた情報発信をしたい場合には不向きです。
また、アップロードした動画を簡単にコピーされてしまう点や、閲覧したユーザーを管理できない、動画自体の販売には制約がつくといった問題もあります。
このタイプのおすすめサービスはYouTubeです。世界でも影響力の強い動画配信サービスなので、一般公開しても差し支えない動画をトライアル的に配信する際にはとても便利です。
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必要最小限のコストで、限られたユーザーに配信したいといった場合、このタイプの動画配信システムがおすすめです。
システムを提供している業者にもよりますが、初期費用は無料~5万円程度、月額料金も3~5万円程度のサービスが一般的。会員だけに限定配信したり、動画そのものの販売機能が使えるなど、活用法はさまざま。複製防止策もしっかりしているので安心です。
社員の研修教材や顧客向けの有料セミナー、社内イベントのライブ配信、各種会合への利用が適しています。
一方でこのタイプは、視聴するユーザーが増えるほど費用がかさむというデメリットがあります。また、ライブ配信や課金機能などがオプションとなっていることが多く、結果的に大きなコストがかかってしまうことがあります。
小~中規模の動画配信でおすすめのサービスはクラストリームです。初期費用0円、月額3万円の低料金ながら、ライブ配信や課金機能を標準装備しています。さらに、専門的なスキルがなくても運用できるため、専任の担当者を選定・雇用する必要もありません。
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多少のコストは覚悟の上で、大規模な動画配信をしたい場合には、このタイプの動画配信システムが最適です。
大規模配信を得意とするだけあって、用途に合わせたさまざまなプランが用意されています。安ければ10万円程度で始められますが、その場合はライブ配信などの機能が別料金になる場合もあるので、事前に確認が必要です。
大量のPR動画を配信したり、動画プレイヤーのカスタマイズをする場合におすすめです。
デメリットは価格。ユーザーを増やしたり、機能を拡張していくと、月額料金だけで10万円以上かかってしまいます。また、課金機能や限定配信機能が追加オプションのこともあるので、契約前によく確認しましょう。
大規模な動画配信システムのおすすサービスは、Jストリームです。ライブイベントの相談にも応じてくれるなど、配信の用途によって多彩なプランを選べます。
多くの配信実績を持っているので安心して任せられますね。
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このように動画配信システムは、規模や機能がそれぞれ違い、適した用途や配信範囲、利用料金も大きく変わってきます。
動画配信システムを導入する際には、用途やコストパフォーマンス、また、そのサービスでできることなどの細かい条件を一つ一つ確認することが大切です。
※このサイトは独自に収集・調査した情報から作成・公開しています。
詳細な費用や機能・サービスについては各サービスの公式サイトで確認してください。